アフターピルはマツキヨで買える?売ってない理由と最速で入手する方法

「もしかして、避妊に失敗したかもしれない…」
「今すぐアフターピルが欲しいけど、マツキヨみたいな薬局で買えるの?」

望まない妊娠の不安に駆られ、一刻も早く安心したいという気持ちでこのページにたどり着いたのではないでしょうか。コンドームが破れてしまったり、避妊なしの性行為があったりした場合、頭が真っ白になってしまうのは当然のことです。

手近なドラッグストアで今すぐ手に入れたい、そう思うかもしれません。しかし、残念ながらアフターピルはマツキヨなどの薬局では市販されていません。

この記事では、なぜアフターピルが薬局で購入できないのかとアフターピルのオンライン購入について解説していきます。

クリニック 吉祥寺クリニック あしたのクリニック
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72時間:8,800円〜
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目次

なぜアフターピルはマツキヨで買えない?市販化されない2つの理由

アフターピルが薬局で簡単に手に入らないのには、医学的・法的な理由があります。緊急性が高い薬であると同時に、安全な使用のためには専門家の判断が不可欠だからです。ここでは、その2つの大きな理由を解説します。

理由①:医師の診察が必要な「処方箋医薬品」だから

アフターピルは、厚生労働省によって「処方箋医薬品」に指定されています。これは、医師の診察と指示(処方箋)がなければ、入手・使用することができない薬のことです。

その理由は、主に以下の3点です。

  • 副作用のリスク管理: アフターピルには、吐き気、頭痛、不正出血といった副作用が起こる可能性があります。頻度は高くありませんが、個人の健康状態によっては重篤な副作用(例:血栓症のリスク)につながる可能性もゼロではありません。医師が事前に問診を行うことで、これらのリスクを評価し、安全に服用できるかを判断します。
  • 適正使用の担保: アフターピルが本当に必要な状態なのか、いつ性行為があったのかなどを正確に把握し、適切な薬を適切なタイミングで服用することが、避妊効果を最大化するために不可欠です。また、子宮外妊娠など、アフターピルでは対処できない状態の可能性を考慮する必要もあります。
  • 確実な情報提供: 服用後の注意点(消退出血や次の生理について)や、万が一副作用が出た場合の対処法など、専門的な情報を正確に伝える必要があります。

このように、あなたの安全を守り、薬の効果を最大限に引き出すために、医師の診察が法律で義務付けられているのです。

理由②:市販化(OTC化)の試験販売はごく一部の薬局のみ

「アフターピルが薬局で買えるようになる」というニュースを見聞きしたことがあるかもしれません。

確かに、アフターピルの市販化(OTC化)に向けた動きはあり、2023年11月から全国の限られた薬局で試験的な販売が開始されました。しかし、これはあくまで研究を目的とした試験的な取り組みです。

  • 対象薬局が極端に少ない: 対象となる薬局は全国で145店舗(2023年11月時点)のみ。すべてのマツキヨやドラッグストアで実施されているわけではありません。
  • 購入条件が厳しい: 試験販売であっても、誰でも自由に買えるわけではありません。薬剤師との対面での詳細な説明、身分証明書の提示、アンケートへの協力などが必須条件となっています。

つまり、現状では「薬局に行けばすぐに買える」という状況にはほど遠いのです。市販化を待つよりも、今確立されている確実な方法で入手することが、時間を無駄にしないための賢明な判断と言えます。

アフターピルを即日・安全に入手する2つの方法

マツキヨでアフターピルが買えないと分かった今、次に考えるべきは「では、どうすればいいのか?」ということです。安心してください。日本国内でアフターピルを即日かつ安全に入手する方法は、主に2つあります。

  1. オンライン診療:スマホやPCで完結し、最短即日で薬が届く
  2. 産婦人科・婦人科:対面で診察を受け、その場で薬を受け取る

どちらの方法も医師の診察を受けるため、安全性は保証されています。あなたの状況や何を優先したいかによって、最適な選択肢は異なります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

方法①:オンライン診療|スマホ完結で最短即日発送

オンライン診療は、スマートフォンやPCのビデオ通話・チャット機能を使って医師の診察を受け、アフターピルを処方してもらう新しい方法です。

最大の特長は、「手軽さ」と「スピード」です。

自宅や好きな場所から受診でき、病院へ行く手間や待ち時間が一切ありません。クリニックによっては24時間365日対応しているところもあり、診察後に決済を済ませれば、最短でその日のうちにバイク便で薬を受け取ったり、翌日には郵送で手元に届いたりします。

「産婦人科に行く時間がない」「対面での診察は少し気まずい」「近くに産婦人科がない」といった方に、特におすすめの選択肢です。プライバシーが守られやすい点も大きなメリットと言えるでしょう。

オンライン診療のメリット・デメリット

メリット デメリット
手軽さ:スマホ一つで受診から決済まで完結 送料:薬代とは別に送料がかかる
スピード:最短即日発送、翌日到着が可能 対面不可:直接の内診や相談はできない
プライバシー:誰にも会わずに処方してもらえる 配送時間:地域によっては到着まで時間がかかる
時間的自由:24時間対応のクリニックもある 自己管理:副作用が出た場合、電話等での相談になる

オンライン診療の受診から処方までの流れ

オンライン診療の流れは驚くほどシンプルです。

  1. クリニック予約:オンライン診療を提供しているクリニックの公式サイトから、簡単な情報を入力して予約します。
  2. 問診票記入:Web上で問診票に回答します(最終月経日、性行為の日時、アレルギーの有無など)。
  3. オンライン診察:予約時間になったら、指定された方法(電話、ビデオ通話など)で医師の診察を受けます。所要時間は5〜10分程度です。
  4. 決済:診察後、クレジットカードなどで薬代と送料を支払います。
  5. 薬の受け取り:クリニックからアフターピルが発送されます。都心部ならバイク便、それ以外の地域でも翌日にはポストに投函されることがほとんどです。

方法②:産婦人科・婦人科|対面診察でその場で受け取り

従来からの最も一般的な方法が、産婦人科や婦人科を直接受診して処方してもらう方法です。

最大の特長は、「確実性」と「安心感」です。

医師と直接顔を合わせて自分の状態を説明し、不安な点を詳しく質問できます。必要であれば内診や超音波検査を受け、性感染症の検査などを同時に行ってもらえる場合もあります。診察が終わればその場で薬を受け取れるため、配送を待つ時間がなく確実です。

「副作用について詳しく聞きたい」「オンラインでのやり取りは不安」「ついでに婦人科系の相談もしたい」という方には、対面診療が適しています。

産婦人科・婦人科のメリット・デメリット

メリット デメリット
安心感:医師と直接対面して相談できる 時間的制約:診療時間内に行く必要がある
即時性:診察後、その場で薬を受け取れる 対面のハードル:心理的な抵抗を感じる場合がある
追加検査:必要に応じて他の検査も可能 待ち時間:混雑していると待つ可能性がある
送料無料:送料がかからない プライバシー:他の患者と顔を合わせる可能性がある

休日・夜間に受診できる病院の探し方

「平日の昼間は仕事や学校で時間が取れない…」という場合でも、諦める必要はありません。

  1. 救急医療情報センターに電話する:各都道府県に設置されている「救急医療情報センター」や「休日夜間救患センター」に電話をすれば、今診療している医療機関を案内してくれます。
  2. インターネットで検索する:「〇〇市 産婦人科 休日診療」「△△駅 婦人科 夜間」のように、「地域名」と「産婦人科/婦人科」、「休日/夜間」を組み合わせて検索します。
  3. 厚生労働省のリストを確認する:厚生労働省は「緊急避妊に係る診療が可能な産婦人科医療機関等の一覧」を公開しています。お住まいの地域の医療機関を探すのに役立ちます。

オンライン診療と産婦人科どっちがいい?4つの項目で徹底比較

「結局、私にはどっちが合っているの?」と迷う方のために、4つの重要なポイントで両者を比較しました。ご自身の状況と照らし合わせて、最適な方法を選びましょう。

項目 オンライン診療 産婦人科・婦人科 こんな人におすすめ
① 速さ ◎ 最短即日(バイク便) ○ その場で受け取れる 【オンライン】とにかく1分でも早く薬が欲しい人(都心部)
【産婦人科】移動時間を含めても当日中に確実に入手したい人
② 手軽さ ◎ スマホ一つで完結 △ 病院への移動・待ち時間あり 【オンライン】忙しくて時間がない人、外出が難しい人
③ 費用 ○ 10,000円〜15,000円程度(送料込) ○ 8,000円〜20,000円程度 【両方】費用に大差はないが、事前に公式サイトや電話で確認するのが確実
④ 安心感 △ 対面での相談は不可 ◎ 医師と直接話せる・検査可能 【産婦人科】副作用や健康状態に不安があり、直接相談したい人

【結論】

  • 今すぐ、誰にも会わずに、手軽に入手したいならオンライン診療
  • 時間に余裕があり、直接医師に相談して安心したいなら産婦人科・婦人科

がおすすめです。

アフターピル(緊急避妊薬)の基礎知識|効果・副作用・種類

いざアフターピルを入手する前に、薬そのものについて正しく理解しておくことは、不安を和らげ、薬の効果を最大限に引き出すために非常に重要です。

アフターピルとは?緊急で妊娠を防ぐ仕組み

アフターピルは、有効成分である「黄体ホルモン」という女性ホルモンを主成分とする薬です。性行為の後に服用することで、以下の作用により妊娠の成立を防ぎます。

  1. 排卵を抑制・遅延させる:卵巣からの排卵を抑えたり、遅らせたりして、精子と卵子が出会うのを防ぎます。
  2. 受精卵の着床を防ぐ:子宮内膜の状態を変化させ、万が一受精してしまっても、受精卵が子宮内膜にくっつく(着床する)のを阻害します。

重要なのは、アフターピルは「堕胎薬」ではないということです。 すでに妊娠が成立してしまった後では効果がなく、妊娠を中断させる作用もありません。あくまで「妊娠の成立そのものを防ぐ」ための緊急的な手段です。

アフターピルの種類と特徴|72時間用と120時間用

現在、日本で主に処方されているアフターピルは2種類あります。

種類 有効成分 服用リミット 避妊効果(目安) 特徴
ノルレボ
(先発品)
レボノルゲストレル
(後発品)
レボノルゲストレル 性交後72時間(3日)以内 24時間以内:95%
72時間以内:84%
国内で最も一般的に処方される。WHOのエッセンシャルドラッグリストにも掲載。
エラ
(海外ではellaOne)
ウリプリスタール酢酸エステル 性交後120時間(5日)以内 120時間以内:約85% 72時間を超えてしまった場合でも使用できる。

どちらの薬も、服用するタイミングが早ければ早いほど、避妊効果は高まります。 「まだ72時間あるから大丈夫」と油断せず、可能な限り早く服用することが何よりも大切です。

副作用はいつから?吐き気・頭痛・不正出血などの対処法

アフターピルはホルモン剤のため、副作用が出ることがあります。主な症状は以下の通りです。

  • 吐き気・嘔吐(最も多い)
  • 頭痛、めまい
  • 倦怠感、眠気
  • 不正出血
  • 腹痛、胸の張り

これらの副作用は一時的なもので、通常は服用後24時間以内におさまります。

【対処法】

  • 吐き気:心配な場合、診察時に医師に相談し、吐き気止めを一緒に処方してもらいましょう。
  • 嘔吐もし服用後2〜3時間以内に吐いてしまった場合、薬の成分が吸収されていない可能性があります。 この場合はすぐに処方を受けたクリニックに電話し、指示を仰いでください。追加で服用が必要になることがあります。

服用後の注意点|消退出血と次の生理について

アフターピルを服用した後、多くの女性が経験するのが「消退出血」です。

  • 消退出血とは?: アフターピルの服用によってホルモンバランスが変化し、子宮内膜が剥がれ落ちて起こる出血です。通常、服用後3日〜3週間以内に起こります。これは避妊が成功した一つの目安とされます。
  • 注意点: 消退出血の量や時期には個人差があり、不正出血との見分けが難しいことも。また、出血がなくても避妊に成功しているケースもあります。
  • 最終確認は?: 避妊が成功したかどうかの最終的な確認は、「次の生理が予定通りに来るか」です。予定日を1週間以上過ぎても生理が来ない場合は、妊娠の可能性を考え、市販の妊娠検査薬を試すか、再度産婦人科を受診してください。

アフターピルの値段・費用相場は?オンライン・産婦人科別に解説

アフターピルの処方は、病気の治療ではないため健康保険が適用されません。全額自己負担の「自由診療」となるため、費用はクリニックによって異なります。

なぜ保険適用外?自由診療の費用内訳

日本の公的医療保険は、「病気やケガの治療」を目的としています。緊急避妊はこれに該当しないと判断されるため、保険適用外となります。

費用の内訳は、主に以下のようになっています。

  • 基本:診察料(初診料)+ 薬代
  • オンライン診療の場合:上記に加えて「送料」や「システム利用料」

事前にクリニックのウェブサイトで料金体系を確認しておくと安心です。

オンライン診療の費用相場:10,000円〜15,000円

オンライン診療の場合、アフターピル処方にかかる費用の総額は10,000円〜15,000円程度が相場です。

  • 診察料: 0円 〜 3,000円
  • 薬代(レボノルゲストレル): 8,000円 〜 12,000円
  • 送料: 500円 〜 1,000円(※バイク便の場合は数千円の追加料金がかかります)

「診察料無料」を謳っているクリニックもありますが、その分薬代が少し高めに設定されていることもあります。必ず「総額でいくらかかるのか」を確認しましょう。

産婦人科での費用相場:8,000円〜20,000円

対面の産婦人科を受診する場合、費用相場は8,000円〜20,000円程度と、オンライン診療よりも価格の幅が広くなります。

  • 初診料: 2,000円 〜 5,000円
  • 薬代(レボノルゲストレル): 6,000円 〜 15,000円

都心部のクリニックや、夜間・休日に診療している場合は、費用が高くなる傾向があります。電話で予約する際に、費用の目安を確認しておくと良いでしょう。

アフターピルの処方に関するよくある質問(Q&A)

ここでは、アフターピルの処方に際して多くの方が抱く疑問や不安に、Q&A形式でお答えします。

Q1. 未成年でも処方してもらえますか?

A1. はい、未成年であってもアフターピルを処方してもらうことは可能です。

多くのクリニックでは、本人の意思を尊重し、保護者の同意なしで処方を行っています。これは、望まない妊娠による心身への影響を防ぐことが、女性の健康を守る上で最も重要だと考えられているためです(公益社団法人 日本産科婦人科学会「緊急避妊法の適正使用に関する指針」参照)。

ただし、クリニックの方針によっては同意書などを求められる場合もゼロではありません。心配な場合は、予約時に電話やチャットで確認しておくとより安心です。

Q2. 親やパートナーにバレずに購入できますか?

A2. はい、プライバシーに最大限配慮した形で処方を受けることが可能です。

  • オンライン診療の場合
    • 荷物の品名を「化粧品」「サプリメント」など、中身が分からないように記載してくれます。
    • クリニック名ではなく、医師の個人名で発送してくれる場合もあります。
    • 自宅で受け取るのが難しい場合、郵便局留めや、一部クリニックではヤマト運輸の営業所留めに対応しています。
  • 産婦人科の場合
    • 医師やスタッフには守秘義務があります。あなたの同意なく、診察内容が親やパートナー、学校や職場に伝わることは絶対にありません。

Q3. 保険証は必要ですか?

A3. いいえ、必須ではありません。

アフターピルの処方は保険を使わない自由診療のため、保険証の提示は義務ではありません。保険を使わないので、もちろん保険組合や親の会社に利用履歴が通知されることもありません。

ただし、本人確認のために身分証明書(運転免許証、学生証、マイナンバーカードなど)の提示を求められるのが一般的です。もし手元に保険証しかない場合は、それが身分証明書の代わりとして認められるか、事前にクリニックに確認しましょう。

Q4. 服用後に吐いてしまったらどうすればいいですか?

A4. すぐに処方を受けたクリニックに連絡してください。

もしアフターピルを服用してから2〜3時間以内に嘔吐してしまった場合は、薬の有効成分が十分に吸収されていない可能性があります。

自己判断で放置せず、必ず処方してくれた医師に電話で連絡し、指示を仰いでください。状況によっては、追加でもう一錠服用するように言われることがあります。この万が一の事態に備え、すぐに連絡が取れる信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。

Q5. 服用後の性行為に避妊効果はありますか?

A5. いいえ、ありません。

アフターピルの効果は、「服用する前にあった、一度の性行為」に対してのみです。

服用した後に避妊をしない性行為があった場合、それに対しての避妊効果は全くありません。アフターピル服用後はホルモンバランスが不安定になり、排卵のタイミングがずれやすくなります。次の生理が来て避妊の成功が確認できるまでは、必ずコンドームを使用するなど、別の確実な避妊法を行ってください。

まとめ:アフターピルはマツキヨで探すよりオンライン診療が最速

この記事で解説してきた通り、アフターピルはマツキヨなどのドラッグストアでは市販されていません。

避妊に失敗したかもしれないという焦りの中で、薬局を探し回るのは貴重な時間を失うだけです。確実かつ迅速にアフターピルを入手するためには、すぐに「オンライン診療」または「産婦人科」にアクセスする必要があります。

  • とにかく早く、手軽に:オンライン診療
  • 直接相談して、安心して:産婦人科

アフターピルは、服用が1時間でも早いほど避妊効果が高まる、時間との勝負です。

不安や恥ずかしさから、行動をためらってしまう気持ちも分かります。しかし、あなたの未来と健康を守るために、今、勇気を出して一歩を踏み出すことが何よりも大切です。この記事を読んだ今、どうか迷わずに行動を起こしてください。あなたは一人ではありません。


【免責事項】
本記事は、緊急避妊に関する一般的な情報提供を目的としており、医師の診断や治療に代わるものではありません。アフターピルの処方を希望される場合は、必ず医師の診察を受けてください。また、掲載されている情報については、最新かつ正確な情報を提供するよう努めておりますが、その内容を保証するものではありません。

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