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いびき治療の費用相場は?クリニックで検査したほうがいい?症状や原因、自分で改善できる方法を解説

いびき治療費用

いびきの主な原因は、寝るときに起こる気道閉鎖や筋肉の緩みです。舌やのどの組織が振動して音が発生し、仰向けで寝ると舌が気道を塞ぎやすくなります。

アルコールや体重過多も影響し、睡眠時無呼吸症候群と関連していることもあるため早めの治療が必要になるかもしれません。しかし、いびきの治療にはどのくらいの費用がかかるのか気になる方も多いでしょう。

そこで本記事では、いびきの治療別に費用相場をご紹介します。

こんな人は要注意
  • いびきのせいで疲れが取れない
  • パートナーと一緒に寝るのが怖い
  • 友人と旅行に行けない
  • いびきがうるさいと言われた
  • 相談相手がいない

いびきに悩む人は男女ともに多い

画像引用:フランスベッドホールディングス株式会社

フランスベッドホールディングス株式会社の「自身のいびきに悩みがあるかどうか」調査によると、女性が40.8 %、男性が50.4 %と2017年、2020年に調査したときから増加傾向にあります。

それだけ男女ともに「いびきに悩みがある」ことがわかりました。

いびき治療にかかる費用は?
治療法の種類別でご紹介

いびき治療を受ける際に、どのくらいの費用がかかるのかを把握しておきましょう。クリニックによって費用は異なるため、相場を知ることが大切です。ここではいびきの治療法と料金相場をご紹介します。

「睡眠時無呼吸症候群」と診断されたら保険適用になる

一般的な「いびき」の治療は生活の質向上を目的として行われることがあり、保険適用外になることが多いです。一方で、いびきが深刻な病態である「睡眠時無呼吸症候群」と診断されれば、健康保険が適用されることがあります。

ただし、睡眠時無呼吸症候群と診断されても、保険適用外となることも。例えば、マウスピース治療で上下分離型の装置を使用すると保険が使えず患者が全額負担となります。

そのため、医師との相談や診察を通じて、具体的な診断や治療プラン、健康保険の範囲内かどうかを詳しく説明を受けることが重要です。

参照:国税庁|医療費控除の対象となる医療費

CPAP(シーパップ)療法

CPAP(Continuous Positive Airway Pressure)療法とは、睡眠時無呼吸症候群(SDB)や閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA)の治療に用いられる一般的な治療法の一つです。特に重度のいびきや無呼吸が生じる方に推奨しています。

CPAP療法では、患者の鼻にマスクを装着します。このマスクは気道に空気を送り込み、気道が塞がるのを防ぐのに効果的です。これによって、いびきや無呼吸を抑制し、患者が安定した睡眠を取るのを助けます。

自宅で治療ができるので、気軽に受けられる方法です。

また、CPAP療法は月に1回の診察が必須で、継続することで保険適用を受けられます。保険適用になった際の料金相場は以下の通りです。

CPAP療法の料金相場
  • 簡易検査・・・約3,000円
  • ポリソムノグラフィー検査・・・約10,000円(入院費を含む)
  • CPAP装置レンタル費用・・・約5,000円/月

マウスピース療法

マウスピースはいびき治療に使用される歯科装置です。マウスピース療法は、下顎を前方に数ミリ移動させ、睡眠中の気道を確保することを目的とする治療法です。

この治療法は軽症のいびきや、CPAP治療が難しい場合のいびき治療に適しています。マウスピースは保険適用にならないと上述しましたが、病院やクリニックによっては保険診療で受けられます。

マウスピースを制作する流れは、まず医師の診察後に自宅で簡易検査を行い、その後ポリソムノグラフィー検査を受けて医師から受診する手順です。

保険適用の場合の料金相場は以下の通りです。

マウスピース療法の料金相場
  • 簡易検査・・・約3,000円
  • ポリソムノグラフィー検査・・・約10,000円(入院費を含む)
  • マウスピース製作費・・・およそ15,000〜20,000円

また、マウスピース制作は保険適用外だと100,000円かかることがあります。なお、市販やネット通販でもマウスピースが販売されていますが、効果は保証されません。しっかり治療したい方は医療機関で受診することが大切です。

レーザー治療

画像引用:川村耳鼻咽喉科クリニック

レーザー切除治療では、特に軟口蓋や口蓋垂といった組織を対象にレーザーを用いて切除する方法です。これにより気道が拡張され、いびきや睡眠時無呼吸の症状が軽減できます。

この手術は簡単にできるため、ほとんど日帰りです。また、他のいびき治療法と比較して器具の使用が不要で、通常の生活に支障をきたさないのがメリットといえます。

ただし、手術によって取り除かれた組織が再び肥厚することがあり、再治療が必要となることがあります。また、保険適用の治療費は以下の通りです。

レーザー治療の料金相場
  • 検査費用・・・3,000円から12,000円前後
  • レーザー治療の費用・・・30,000円前後

鼻チューブ(ナステント)

画像引用:ナステント

鼻に挿入したチューブは口蓋垂まで伸び、気道を確保して寝ている間に鼻呼吸を促進し、大きないびきを軽減することが期待できます。

上気道と鼻チューブの間に隙間を作り、気道が完全に塞がれないようにするためです。

鼻チューブの使用には特別な検査が必要ありませんが、購入にはクリニックで発行した処方指示書が必要です。そのため、保険適用にはなりません。

鼻チューブの料金相場
  • 診療費・・・3,000円から5,000円程度
  • 鼻チューブ1箱7本入り・・・3,000円前後

外科手術

軟口蓋と口蓋垂を外科手術で摘出することで気道の閉塞を解消し、いびきや睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状を軽減または解消することが期待できます。

ただし数年後に手術部位が瘢痕化し、SASが再発する可能性があると報告されています。再発のリスクは手術後の経過や個人差があるため注意が必要です。

手術費用は約35,000円前後とされています。ただし、保険適用には診断基準があり、保険適用後の実際の負担額は異なります。

いびき治療を受ける前に原因・
種類を知っておこう

いびきには種類があり、特徴や症状が異なります。ここでは3種類のいびきについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

  • 単純性いびき
  • 睡眠時無呼吸
  • 上気道抵抗症候群

単純性いびきの症状・原因

一時的に起こるいびきは「単純性いびき」です。このいびきは、鼻詰まり、アルコール摂取、寝る姿勢などが原因で引き起こされることがあります。

ただし、単純性いびきが慢性的に続く場合や、いびきが非常に大きく、睡眠の質に悪影響を与える場合は、医師の診察が必要です。

単純性いびきから進行する可能性のある重篤な状態には、睡眠時無呼吸症候群(SAS)があります。SASは、一時的な呼吸停止が繰り返され、睡眠の質が著しく低下します。

もしこの症状が見られるようになった場合は、医師に相談して検査や適切な診察を受けることが重要です。

睡眠時無呼吸症候群の症状・原因

画像引用:厚生労働省

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に呼吸が一時的に止まるか、極端に浅くなる状態が繰り返される症状です。一般的には、1時間に5回以上の無呼吸や呼吸の浅さが見られると診断されます。

この状態が続くと脳が短期的に覚醒し、睡眠の質が低下します。主な症状は以下の通りです。

  • 低酸素症・・・呼吸が停止することで血液中の酸素が減少し、臓器に影響が出る可能性
  • 心血管疾患・・・無呼吸が血圧の上昇や不整脈を引き起こし、心臓や血管に負担をかける可能性
  • 新陳代謝障害・・・眠りが浅くなることで血糖値の上昇や太りやすくなることがあり、生活習慣病のリスクが高まる
  • 合併症・・・睡眠時無呼吸症候群の患者の中には、心臓病、高血圧、糖尿病を合併しているケースも

適切な治療が行われない場合、これらの健康リスクが進行し、生活全般に影響を与える可能性があります。医師の診断と適切な治療が重要です。

参照:e-ヘルスネット|睡眠時無呼吸症候群 / SAS

上気道抵抗症候群の症状・原因

上気道抵抗症候群(UARS)は、睡眠時に呼吸の抵抗が増加し睡眠の質に影響を与えます。以下はUARSの主な症状と原因です。

  • 睡眠の浅さ・・・上気道が狭くなり呼吸の抵抗が増すため、睡眠が浅くなり質の低い睡眠が続く
  • 疲労感・・・質の低い睡眠により朝から疲れや疲労感を感じる
  • 口呼吸・・・上気道の抵抗が増すと、口呼吸が増えのどに菌が入りやすくなる

上気道抵抗症候群は口や鼻の上気道が狭くなり、通気抵抗が増加することが原因です。肥満や骨格、アルコールなどでいびきを引き起こします。

また、過体重や肥満体の方は、睡眠時無呼吸を発症・悪化させる可能性があると、多くの疫学研究で明らかにされています。睡眠時無呼吸症候群の一歩手前なので、早めの対策・治療が重要なポイントになるでしょう。

いびき治療や検査を
受けたほうがいい人の特徴

自分がいびきをかいているのかわからないことも考えられます。特に一人暮らしの方は周りに指摘されることがないので、気が付かずそのまま悪化してしまうことも。

ここでは、自分のいびきがどのくらいなのか検査したほうがよい方の特徴をまとめました。

肥満体の人

脂肪組織の増加により、上気道が圧迫されたり狭くなったりすることがあります。これにより肺の機能的残気量が減少し、睡眠時の無呼吸症候群を引き起こす可能性があるので注意しなくてはなりません。

また、体重の増加と睡眠時無呼吸症候群の重症度に相関があるとされています。睡眠不足と関連して、高血圧、高血糖、高コレステロールなどの生活習慣病のリスクが上昇します。

周囲からいびきを指摘された

毎晩一緒に寝ている家族やパートナーからいびきを指摘された場合は要注意です。自分では気が付かなくても、大きないびきだと周囲は気が付きます。

さらに、自分のいびきが原因で周りの睡眠を妨げてしまう恐れがあるため、早めに検査を受けるようにしましょう。

50歳未満でも注意が必要

50歳未満では死亡率が高いとの報告もありますが、高齢者の死亡率は高くないとの報告も存在します。これは高齢者の場合、他の疾患や要因が影響を与える可能性があるためです。

50歳未満で周りからいびきを指摘されたら、医療機関へ早めの受診を行いましょう。

閉塞性睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合

閉塞性睡眠時無呼吸は、生活習慣病(高血圧、糖尿病、歯周疾患、心房細動、脳卒中、虚血性心疾患、突然死など)の発症の可能性がある危険因子です。

睡眠時無呼吸の症状としては、大きないびきや日中の強い眠気、疲労感が認められており眠気がなくても睡眠時無呼吸を有する場合があることが指摘されています。

厚生労働省では、女性の場合睡眠時無呼吸があってもいびきがないことが示されています。性別によって症状の表れ方が異なるのが特徴です。

参照:厚生労働省|策定の趣旨と方向性

睡眠の質を上げたい

いびきが睡眠の質に悪影響を与え、日中の機能低下や健康リスクを引き起こす可能性があります。継続的ないびきが日常生活に影響を与えている場合、医療機関で医師の診察と治療を検討しましょう。

医師や専門家が行う検査や診断を受け、適切な治療法を見つけることが重要です。治療法には、体重管理、睡眠姿勢の調整、口腔内装置の使用、またはCPAP(持続的陽圧呼吸療法)などがあります。

いびきをそのまま放置するとどうなる?

いびきをそのまま放置すると、以下のような健康上の問題が生じる可能性があります。健康リスクも考えられるため、いびきが心配なら早めに治療しましょう。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の悪化

いびきは、気道の一時的な閉塞によって起こる症状です。これが慢性的に続くと、睡眠時無呼吸症候群(SAS)と呼ばれる状態が進行します。

SASは重篤な病態で、心血管系の問題や日中の眠気、集中力の低下などを引き起こすことがあります。さらに高血圧や不整脈、心筋梗塞、脳卒中などの心血管系のリスクが増加するケースもあるので、注意しなくてはなりません。

日中の眠気や倦怠感

いびきによって夜間の睡眠が妨げられ、十分な質の高い睡眠を得られないことがあります。その結果、日中に強い眠気や倦怠感が生じ、仕事や日常生活に支障をきたす可能性があります。

最悪の場合、自動車を運転している最中に眠気が襲ってくることもあり、かなり危険です。

健康への悪影響

睡眠は健康に影響を与えます。睡眠不足から質の低い睡眠が続くと、免疫機能の低下やストレスホルモンの増加などが引き起こされ、さまざまな健康問題につながる恐れがあります。

いびきを自分で改善する9つの方法を解説

画像引用:厚生労働省

いびきを自分で改善・予防する方法をご紹介します。軽度のいびきであれば自分で改善できる可能性があるので、ぜひ参考にしてみてください。

横向きで寝る

いびきの改善策の一つは横向き寝です。仰向けで寝ると舌が気道に落ち、いびきが発生しやすくなります。横向きで寝ると舌が気道を塞ぎにくくなり、いびきの発生を軽減することが可能です。

ベッドや壁に背中がつくような寝方を心がけると、横向きの姿勢を維持しやすくなります。この対策により、仰向けでの舌の妨げを防ぎ、いびきの予防につながるでしょう。

就寝前に深酒をしない

日本人は寝酒の頻度が高いといわれています。日本人の中で睡眠の問題を抱えながらも主治医に相談する頻度が低い傾向があり、その代替手段としてアルコールの摂取を選択していることがほとんどです。

確かに、飲酒が一時的な睡眠の改善をもたらしますが、睡眠の質や量を長期的に悪化させるという研究結果があります。もともといびきを慢性的にかいている方は、就寝前の飲酒に注意が必要です。

飲酒が上気道の安定性を低下させ、最低酸素飽和度の低下や無呼吸の平均時間の延長を引き起こす恐れがあると厚生労働省は指摘しています。

参照:厚生労働省|策定の趣旨と方向性

いびき改善アイテムを活用する

いびき対策グッズはさまざまな種類があり、いびきの原因によっては効果がないケースもあります。以下は、いびき対策グッズの一例です。

  • いびきテープ
  • 口呼吸防止テープ
  • いびき用マウスピース
  • いびき用マスク

これらの商品は個人差がありますので、自分に合ったものを見つけるためにはいろいろ試してみることが重要です。いびきの原因が鼻づまりや口呼吸など特定の要因によるものであれば、それに効果的な商品を選ぶと良いでしょう。

朝食は必ず食べる

日本の成人を対象にした研究では、睡眠から覚醒リズムが不規則な方ほど朝食を食べていない、昼食や夕食の摂取量が多いといった傾向が見られました。

夜食とその後の間食で摂取したカロリーの量が多いと、睡眠潜時の長さや睡眠効率の低さと関連していることがわかっています。夜間に大量の食事を摂ることが睡眠に影響を与えるので控えめにしましょう。

ただし、これらの研究結果は相関関係を示しているに過ぎず、食事習慣と睡眠の因果関係についてはまだ十分な理解が進んでいない点に留意する必要があります。

参照:厚生労働省|策定の趣旨と方向性

適度な運動を心がける

日本の高齢者を対象にした研究では、週に5日以上30分以上の歩行や定期的な運動を実施している方は、入眠困難や中途覚醒の有訴者率(自覚症状)が低いと報告されています。

ただし、運動が睡眠に良い影響を与える一方で、激しい運動が逆に睡眠を妨げる可能性があるため注意が必要です。適度な運動が推奨されており、体調や状態に合わせて行いましょう。

参照:厚生労働省|策定の趣旨と方向性

たばこを控える

たばこに含まれるニコチンには強い覚醒作用があり、喫煙によって不眠が引き起こされるケースがあります。喫煙本数が多いほど不眠の割合が高まる傾向です。

喫煙によって摂取されるニコチンは約1時間程度作用するため、就寝1時間前の喫煙は避けたほうが良いとされています。

喫煙は不眠だけでなく、睡眠の質をも悪化させる可能性もあります。喫煙者の睡眠が非喫煙者に比べ睡眠が浅く、深い睡眠が少ないのが特徴です。

また、同様にカフェインも覚醒作用があり、夕方から就寝前の摂取が入眠を妨げたり、睡眠時間を短くしたりする傾向があります。

カフェインは摂取してから30分から1時間後に血中濃度が最高値となります。さらにカフェインの持続時間は約3〜5時間です。利尿作用もあるため、夜中に尿意で目が覚めことも考慮する必要があるでしょう。

肥満体にならないように気を付ける

肥満体型の方や年齢とともに脂肪が増える方は、いびきをかきやすい傾向があります。喉周りの脂肪が増加すると、気道が塞がりやすくなり、いびきや睡眠時無呼吸症候群の発症リスクが高まります。

そのため、多くのいびき治療施設では、肥満体型の患者に対しては体重減少を勧めているのが一般的です。健康を意識した生活習慣や適切な食事管理を心掛け、肥満を防ぐことが大切です。

寝具を見直す

寝具の見直しは、いびき対策に重要です。枕の高さが不適切だと首に負担がかかり、気道が塞がりやすくなります。高すぎたり低すぎたりする枕は、いびきの原因です。

同様に、柔らかすぎるマットレスも身体が沈み込み、気道が圧迫されることが考えられます。ある程度の硬さやサポート性のあるマットレスを選ぶことで、いびきを軽減できるかもしれません。

また、適切な寝姿勢は肩こりや腰痛の軽減にもつながります。

クリニックで検査を受ける

いびきに悩んでいる方は、クリニックでの検査や相談が一つの選択肢となります。いびきの原因はさまざまで、それに応じた適切な対策や治療を見つけるためには自分で判断せずに医療の専門家に相談することが重要です。

気になるクリニックがあればホームページを確認して問い合わせしましょう。

いびき治療に関するよくある質問で
疑問を解消

いびき治療はあまり一般的ではないと考える方も多いですが、実はいびき治療は多くの方が受けています。ここでは、いびき治療に関して疑問や質問などをまとめました。

いびきの手術をしても治らない?

いびきの手術はすべての方に効果があるわけではありません。患者の具体的な症状やいびきの原因によって異なります。手術を受ける前に、医師が患者の状態を的確に診断し治療法を提案してもらうことが重要です。

また、いびき以外の健康問題とも関連していることがあります。手術がいびきそのものに焦点を当てている場合、他の健康問題が解決されていないことがあるので信頼できる医師にかかりましょう。

女性でもいびきを治療できる?

女性もいびき治療が可能です。女性の場合は更年期などのホルモンバランスの乱れから急にいびきが始まることがあります。パートナーに指摘されたら、いびき治療を検討しましょう。

いびきのレーザー治療のデメリットは?

いびきのレーザー治療は気軽にできることで人気ですが、デメリットを知った上で検討しましょう。

  • 金額が他の治療よりも高い
  • 通院が必要になる可能性がある

いびきは何科に行けばいい?

症状がいびきだけの場合、最初に診てもらうのが耳鼻咽喉科です。耳鼻咽喉科の専門医師は喉や鼻の構造に関する専門的な知識を有しており、いびきの原因を突き止めてくれます。

一方で、極度の肥満や睡眠時無呼吸症候群の可能性が高い場合、呼吸器科(呼吸器内科)の専門医に診てもらうのがおすすめです。呼吸器科医は、呼吸器系統に特化した医療を提供し、いびきや無呼吸に対する詳細な検査や治療を行います。

主に呼吸機能検査、ポリソムノグラフィー検査、MRI、CTなどの検査が必要になることも。

病院によっては、いびきや無呼吸に特化した「いびき外来」や「無呼吸外来」が設けていることもあります。

参照:日本呼吸器学会

自宅でいびき治療はできますか?

通院するのが困難な方は、装着をレンタルできるところがあります。その際に検査キットで症状を確認してから、自分に合った治療法を提案してくれるでしょう。

レンタルの費用は月々およそ5,000円です。

いびき治療に悩む方は
クリニックに相談しよう!まとめ

いびきの原因はのどだけではなく、鼻も同時に検査しなくてはなりません。アレルギー性鼻炎や鼻中隔弯曲症などの病気が認められると、いびき治療の成功率に影響を与えるからです。

治療する際は費用相場と離れすぎていないかを確認するのが大切です。早い段階から改善することで、毎日が快適な生活を過ごせます。