内視鏡内科|内視鏡検査を分かりやすく専門医が解説
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内視鏡内科 ENDOSCOPY

内視鏡検査ってつらくないの?どこでやっても検査は同じじゃない?毎年やらないといけないの?いろいろな疑問があると思います。
内視鏡検査とはどのようなものか、吉祥寺みどり内科消化器クリニック武蔵野院の専門医が分かりやすく解説します。

内視鏡検査とは

病院で使う内視鏡とは細くて柔らかくて長いカメラを使って体の内部を詳細に観察する為の検査機器です。一般的には胃の中をみる胃内視鏡(胃カメラ)や大腸をみる大腸内視鏡(大腸カメラ)が有名ですが、肺の中を見る気管支鏡や膀胱の中を見る膀胱鏡も内視鏡の一種です。ここでは一般的な胃と大腸の内視鏡検査について説明します。

胃内視鏡検査では胃だけではなくのどの奥や食道、胃の先の十二指腸まで観察することができます。また大腸内視鏡検査は肛門から盲腸までの大腸を観察することができます。内視鏡には細い孔が空いていて、孔から様々な器具を挿入することができ、臓器の組織を採取したり、薬を注入したり、ポリープや癌を切除したり、検査と同時に治療を行うことが可能です。

内視鏡検査で分かること CHECK

内視鏡検査では様々な病気が分かりますが、内視鏡でわかる有名な病気は癌です。ただ、癌以外にも胃がんの原因になるピロリ菌感染症(萎縮性胃炎)や血便の原因にある潰瘍性大腸炎など様々な病気が分かります。

食道がん

早期の食道がんは自覚症状がありません。徐々に大きくなると胸のつかえが出現したり、進行すると食べ物が落ちなくなります。飲酒、喫煙をされる方は要注意です。食道がんは転移をしやすく早期発見が大変重要です。

食道がんの詳細はこちら
胃がん

胃がんの9割以上は、ピロリ菌に感染している人で発症しています。早期の段階では全く症状はありません。ピロリ菌がいる人、ピロリ菌がいた人は特に要注意で、定期的な検査が望まれます。

胃がんの詳細はこちら
大腸がん

大腸がんのほとんどはポリープが原因になります。ポリープの段階で切除できていれば大腸がんの大半は予防出来るといわれていますが、進行大腸がんになると手術が必要です。

大腸がんの詳細はこちら
ピロリ菌感染症
(萎縮性胃炎)

ピロリ菌は胃がんの原因になります。子どもの頃に感染し、お腹の痛みや不快感を引き起こすこともありますが無症状のこともあります。ご家族内にピロリ菌感染者がいる場合は要注意です。

ピロリ菌感染症の詳細はこちら
潰瘍性大腸炎

大腸の粘膜がただれてしまい、下痢や出血を起こす病気です。若い方でも発症することは珍しくなくありません。

潰瘍性大腸炎の詳細はこちら

その他様々な病気が見つかることがあります。

MERIT 内視鏡検査

受ける
メリット

お腹が痛い、血便がでる等の症状でクリニックに来院される患者様から、内視鏡検査を受けたほうが良いですか?という質問を受けることがあります。できるだけ検査はしたくないですよね。ただ、内視鏡検査をするとこんなメリットがあります。

  1. 病気の早期発見の
    メリット

    普段はみられない胃や大腸の中を観察することで、症状の原因を正確に診断をすることが可能です。異常が見つかった場合は検査中に、組織を採取し精密検査を行うことが可能です。

  2. 大きな病気ではないと
    わかる心理的メリット

    様々な症状があった場合でも、検査をしても何も見つからないことも珍しくありません。私たちは大きな隠れた病気がないかをしらべています。大きな病気がないことが、患者様の安心に繋がり、症状軽快の助けになることもよくあります。

  3. 病気の治療が可能

    内視鏡検査中にポリープや小さな早期癌を見つけることがあります。また、出血していることもあります。内視鏡検査では病気を見つけるだけではなく、検査中に治療も可能です。ポリープや早期癌は検査中に切除出来るものも多く、そのまま治療に移行出来ます。出血している場合も止血処置を行うことができます。

内視鏡検査は苦しくないの? CHECK

一昔前は内視鏡=苦しい・つらい検査でしたが、現在はかなり楽に検査が受けられるようになっていました。当院では様々な方法で苦痛を回避しています。

  1. CHECK
    検査機器の進化

    患者様の身体に入る内視鏡自体が、柔らかく、細くなることで体への負担が少なくなりました。また、体内に送気する気体を二酸化炭素をすることで、腹部の張りを抑えることが可能になっています。当院では大腸内視鏡検査の場合には、内視鏡が大腸に挿入される際に、痛み無く挿入出来るようにスコープガイドという装置を使うことで、大腸に過剰な負担がかからないように配慮しています。

  2. CHECK
    検査方法の進化

    痛みを抑える鎮痛剤と眠る鎮静剤を併用することで楽に検査を受けられるようにしています。苦痛の軽減には個人差はありますが、ほぼ全員の患者様から楽に検査を受けられたとのご意見を頂戴しています。また、大腸内視鏡検査時には痛みの少ない挿入方法を医師は心がけております。

当院では以下の検査を
行っています
CHECK

保険診療の場合(何らかの症状や健診などで異常があり、医師が検査の必要があると判断した場合)

胃内視鏡検査(胃カメラ)
検査内容 1割負担 2割負担 3割負担
検査のみ 約1,500円 約3,000円 約4,500円
検査と
病理組織
検査
約3,000円

4,000円
約6,000円

8,000円
約9,000円

12,000円
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)
検査内容 1割負担 2割負担 3割負担
検査のみ 2,000円前後 3,500円前後 5,000円前後
検査と
病理組織
検査
2,500円

6,000円
前後
4,000円

12,000円
前後
6,000円

17,0000円
前後
検査と
ポリープ
切除
9,500円

11,500円
前後
15,000円

23,000円
前後
28,000円

34,000円
前後

自費診療(内視鏡ドック)の場合(何も症状はないが、毎年や節目の年の人間ドックで検査を希望する場合)

胃内視鏡検査(胃カメラ)
検査費用 16,500円(税込み)
※鎮静剤使用の場合は+1,500円
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)
検査費用 25,000円(税込み)
 ※鎮静剤使用の場合は+1,500円

後悔の無い内視鏡検査の予約はこちらから

病気の早期発見、早期治療、癌の予防、そしてなにより安心して生活をおくっていただくためにも、内視鏡検査をたくさんの患者様に抵抗なく受けられる環境を整えております。詳しくはこちらをご覧ください。

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午前外来
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