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AGA治療の副作用を8個解説!やめると後悔する?施術方法ごとの副作用も紹介

「AGA治療に副作用はある?」
「副作用がひどいからやめると後悔する?」

など、AGAの副作用に関して、わからないことも多いと思います。そこで本記事では、AGA治療の副作用について解説します。

AGA治療に関しての知識を増やして、ぜひ治療を始めてみてください。

AGA治療には実際副作用があるの?

副作用の症状はいくつかの種類があり、症状が出るか出ないかは個人差があります。しかし、副作用があると日常生活に支障をきたしたり、治療を続けることが困難になったりと、さまざまな影響があります。

そこで大事なことが、副作用について正しく理解し、症状が出た場合に正しい対応を行うことです。

そのためにも、AGA治療の副作用にはどのようなものがあるのか、またどう対処すればいいのかについて詳しく解説していきますよ。

AGA治療の副作用とその対処法について紹介

AGA治療の副作用にはいくつかの症状があります。ここでは、その症状について1つずつ解説していきます。

AGA治療の副作用
  1. 頭皮のかぶれ、痒み
  2. 鬱症状
  3. 吐き気
  4. 肝機能障害
  5. 頭痛
  6. 動悸
  7. 性欲低減・勃起不全
  8. 多毛症

副作用①頭皮のかぶれ、痒み

AGA治療の副作用1つ目は、頭皮のかぶれや痒みです。

一部の人には頭皮のかぶれや痒みといった副作用が現れることがあります。これらの症状は一時的なものであり、軽度で自然に改善されることが多いですが、症状や感じ方には個人差がありますよ。

頭皮のかぶれや痒みは、AGA治療を開始して数週間〜数ヶ月で現れることがあるのですが、頭皮の適応期間中に起こる一時的な反応と言われています。

そのため、頭皮のかぶれや痒みが出た場合でも様子を見てみましょう。

頭皮のかぶれや痒みが強い場合や持続する場合は、医師に相談するか、近所のクリニックで診療してもらうようにしましょう。

副作用②鬱症状

AGA治療の副作用2つ目は、鬱症状です。

AGA治療において、一部の人には鬱症状が現れる可能性があります。ここで言う鬱症状は、気分の低下、意欲の喪失、無気力感、集中力の低下などの症状を含みます。

これらの症状は治療に使用される薬剤によって引き起こされる可能性がありますよ。

一般的に、AGA治療に使用される薬剤の中には、精神への影響を及ぼす可能性があるものがあり、フィナステリドという内服薬は、一部の人に対して鬱症状を引き起こすことがあるのです。

鬱症状が現れた場合、それが治療薬によって引き起こされている可能性があるため、すぐに医師に相談することが重要です。

副作用③吐き気

AGA治療の副作用3つ目は、吐き気です。

吐き気の症状は軽度で、時間が経つにつれ自然に改善すると言われていますが、個人差があります。そのため、吐き気が出た場合は一度様子を見ましょう。

吐き気という副作用を我慢しながら治療を続けるのか、AGA治療薬を変更するのかなどは、よく考えることが重要です。

また、クリニックで治療を行なっている場合は、クリニックの医師と相談するようにしましょう。

副作用④肝機能障害

AGA治療の副作用4つ目は、肝機能障害です。

AGA治療を行なっている一部の人に対して肝機能障害を引き起こす可能性があります。肝機能障害は肝臓の機能低下を意味し、

  • 肝酵素の異常上昇
  • 肝機能の低下

といった症状が現れる場合がありますよ。

肝機能障害が起こる可能性は低いとされていますが、肝臓に関連した疾患や既往歴がある場合、副作用が現れるリスクが高まる可能性があります。

肝機能障害だと感じた場合は、クリニックや医師に相談してみましょう。

副作用⑤頭痛

AGA治療の副作用5つ目は、頭痛です。

頭痛が起こる原因は、血管拡張作用によって血流がよくなるため、頭蓋骨に血管が圧迫されるからであり、AGA治療を始めてから数週間〜数ヶ月で頭が痛くなる可能性があります。

この副作用の症状は一時的なもので、自然に改善すると言われているので、副作用で頭痛が起こっているなと感じた場合でも様子を見るようにしてください。

数ヶ月経っても症状が改善しない場合はクリニックに相談してみましょう。

副作用⑥動悸

AGA治療の副作用6つ目は、動機です。

動悸の症状が起こるメカニズムは解明されていませんが、血管拡張作用により心臓や血管に影響を及ぼすことで、心拍数の増加や不規則な心拍が生じている可能性があると言われています。

動悸も一時的なもので自然に改善すると言われているので、動悸が起こっている場合でも様子を見ましょう。

長引く場合はクリニックに相談したりという対応を取ることが重要です。

副作用⑦性欲低減・勃起不全

AGA治療の副作用7つ目は、性欲低減や勃起不全です。

性欲低減や勃起不全などの症状が起こる原因は、男性ホルモンが影響しているからであり、AGA治療を行う上では、避けることができない症状です。

そのため、自分で何かすることはできませんが、AGA治療薬の変更や量の調整で症状を改善することができる場合があるので、クリニックや医師に相談してみましょう。

副作用⑧多毛症

AGA治療の副作用8つ目は、多毛症です。

AGA治療薬で発毛効果を促進させた結果、体毛まで濃くなることがあります。これは、全身に発毛成分が流れるからであり、発毛効果がしっかりと期待できる状態なのです。

治療をやめたりすると、徐々に体毛も元に戻っていくので、安心しやすいですよ。

そのため、AGA治療薬の副作用で体毛が濃くなっていると感じた場合でも、様子を見てください。

治療を続けるかどうかは、医師やクリニックと相談しましょう。

AGA治療薬ごとに起こりうる副作用について解説

AGA治療の副作用は、AGA治療薬ごとに異なる症状が出る可能性があります。ここでは、AGA治療薬ごとの副作用について解説していきますよ。

プロペシアの副作用

  • 肝機能障害
  • 勃起不全、リビドー(性欲)減退
  • 精液量減少、射精障害
  • 睾丸痛
  • 発疹

AGA治療薬であるプロペシアは、抜け毛の予防が期待できる薬剤です。

そのプロペシアを服用することで、上記のような副作用が起こる可能性がありますよ。

ザガーロの副作用

  • 勃起不全、リビドー(性欲)減退
  • 精液量減少、射精障害
  • 食欲不振
  • 全身倦怠感
  • 肝機能障害

ザガーロは、プロペシア同様抜け毛の予防効果が期待できる薬剤ですが、服用することで上記のような副作用が起こる可能性があります。

ミノキシジルの副作用

  • 初期脱毛
  • 肝機能障害
  • 動悸
  • 多毛症
  • むくみ
  • 立ちくらみ
  • 心疾患

ミノキシジルは、AGA治療薬であり、発毛効果に期待できる薬剤です。

元々血圧を下げる薬として使用されていたので、血圧を下げる効果があり、急に立つことでの立ちくらみなども副作用として見られます。

自毛植毛の副作用

  • 傷跡
  • 皮膚の赤み

自毛植毛は毛を直接頭皮に移植する治療法なので、移植する際に傷ができる可能性や、皮膚の赤みが出る可能性がありますよ。

また、植毛した数ヶ月後に周辺に生えていた毛が抜け落ちることがあります。これはショックロスと呼ばれ、また毛は生えますが注意しておきたいことです。

副作用が出た時の対処法

副作用が出た時の対処法
  • 医師やクリニックに相談する
  • AGA治療薬の量を減らす
  • AGA治療薬を変更する

副作用が出た時の対処法としては、上記の3点が挙げられます。

自分1人で市販品を使用し治療を行なっている場合は、自分の判断に任せてAGA治療薬の量を減らすことや種類を変更することができますが、クリニックでの治療の場合、そうはいきません。

クリニックの医師に相談して、自分に起こっている症状について詳しく話しましょう。

そしてその後どうするのかを、医師と相談しながら決定する必要があります。

AGA治療薬をやめると後悔する?

AGA治療をやめると後悔しますか?

このことについて、AGA治療で効果を感じられない方や、都合によりやめないといけない方は気になると思います。

結論から言うと、AGA治療をやめることでAGAが進行し後悔する可能性があります。

AGA治療によって抜け毛の予防や発毛促進を行なっていたのに、その治療をやめるとなると効果に期待できなくなります。AGA治療をやめたことが原因かどうかはわかりませんが、もしAGA治療をやめてAGAが進行すると後悔するのではないでしょうか。

そのため、AGA治療をやめようと思っている方でも、やめ方や、やめるタイミングは医師に相談してみましょう。

副作用以外にも注意したいポイント3選

AGA治療を行うときは、治療薬の副作用以外にも注意したいポイントがいくつかあります。ここでは、そのポイントについて解説していきます。

AGA治療の副作用
  1. 女性や未成年の方は服用してはいけない薬剤がある
  2. 服用中や治療中止後すぐに輸血をしてはいけない
  3. AGA治療薬をカプセルから取り出さない

ポイント①女性や未成年の方は服用してはいけない薬剤がある

1つ目のポイントは、女性や未成年の方が服用してはいけない薬剤があるということです。

AGA治療薬の中には、男性ホルモンの働きを変える成分が含まれているものもあります。

それを誤って女性が服用してしまうと、妊娠中の場合だったら胎児の成長などに影響してしまうのです。また、未成年の方がそのAGA治療薬を服用してしまうと、成長に影響することになります。

そのため、女性や未成年の方が服用してはいけないAGA治療薬があることを覚えておきましょう。

ポイント②服用中や治療中止後すぐに輸血をしてはいけない

2つ目のポイントは、服用中や治療中止後すぐに輸血をしてはいけないということです。

これは、AGA治療薬の服用中や治療中止後すぐの場合、体内にAGA治療薬の成分が残っている可能性があるためです。

AGA治療薬の成分が入った血が別の女性などに輸血されてしまった場合、体に影響がある可能性があります。そのため、服用中や治療中止後すぐに輸血をしないようにしましょう。

ポイント③AGA治療薬をカプセルから取り出さない

3つ目のポイントは、AGA治療薬をカプセルから取り出さないということです。

これも上記2つのポイントと理由は同じで、カプセルからAGA治療薬を取り出すと、未成年の方や女性が誤って粉末を口にしてしまうからです。

そのため、AGA治療薬の取り扱いには十分に注意しましょう。

AGA治療についてよくある質問

Q. AGAの治療期間はどのぐらいですか?

AGA治療の期間は、その方の症状や状況によって様々ですが、6〜12ヶ月程度治療を行うことが多いです。

しかし、進行度などによって個人差がありますよ。

Q. AGA治療はずっと続ける必要がありますか?

継続する、継続しないという判断は、患者様が行うのですが、継続して治療を行う方がよいです。

途中で治療をやめると、AGAが進行し後悔する可能性があります。

Q. 市販の育毛シャンプーなどは効果がありますか?

育毛剤は、元々ある髪が減った分は元に戻すことができることがありますが、増えることはありません。

市販のもので効果が感じられないときは、一度クリニックのカウンセリングに足を運んでみてくださいね。

Q. 治療中はタバコやお酒はやめた方がいいですか?

やめた方が効果に期待できます。

タバコのニコチンが喫煙により体内に取り込まれ、血管が収縮することで頭に血が回りにくくなり、治療に影響を及ぼす可能性がありますよ。

AGA治療副作用|まとめ

本記事では、AGA治療の副作用について、その症状や対処法を解説してきました。AGA治療を続けていくにはこれらの副作用と正しく付き合っていく必要があります。

副作用について理解して、AGA治療を行なってくださいね。